秋野 まず建築設計の仕事を選ばれ
たきっかけを教えて下さい。
久保田 建築関連会社の設計部に入
ったことがきっかけでしょうか。
その7年後に設計事務所に転職して更
に7年間勉強しました。
そして念願の独立を果たしました。
秋野 建築の魅力とは何でしょうか。
久保田 建築の設計はあくまで押し付
けでなくクライアントとの共同作業と考
えて行っています。
ですので完成した建物は当然クライア
ントの個性も表れていますし、そうでな
いと良い建築は出来ないとも考えてい
ます。
両者が膝を交えていろいろな事につい
て語り合う事で、創造され形造られる。
プラスアルファの可能性がある事でし
ょうか。 |
秋野 ホームページでも紹介されてい
ますが「木と土の家}という日本家屋の
原点を求めていらっしゃるようですね。
久保田 はい。昔は長い間住める家
という考え方で造っていたわけで、
静岡県は東海地震の影響を考え強度
にこだわりを持つクライアント様も多く
、使用する乾燥材にも気を遣っていま
す。
レンジでチンのように素早く乾燥させた
場合は繊維がもろくなって強度は落ち
てしまいますので、1年くらい時間を掛
けて乾燥した材木を選びます。
自然乾燥だと1.5倍強度がでるのです。
また柱梁の組み方1つでも耐震性は変
わります。
秋野 ところが設計ができてもその技
術ある大工さんや左官屋さんのような
職人が今は減りましたのでその面で苦
労しますよね。 |
久保田 おっしゃる通りです。
そんな中でも昔の良い技術と現代の
センスを交えた新しい住まいを提案し
ようと思います。
今後民家の再生やりフォームも手掛
けたいですし、こういう話をなるべく多
くの人に聞いて頂きたいですね。
秋野 今後ともご活躍を続けて下さい。
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